9月次定例会を開催いたしました(2020)

去る9月24日(木)、防衛省 東北防衛局長 熊谷 昌司 様を講師に迎え、定例会を開催いたしました。

「令和2年版防衛白書について」と題しまして、東北防衛局のご紹介をはじめ、防衛省・自衛隊が刊行する最新版の白書の概要についてご講演いただきました。

本題の冒頭では、令和2年度版防衛白書の特色の紹介があり、この1年間に生起した防衛をめぐる主な出来事(重要な国際情勢、自衛隊の活動)について全般的に俯瞰できるよう巻頭の特集やダイジェストにまとめられていること、国内で活動に従事する自衛隊員約50名がコラムにより掲載されていること、及びQRコードによる動画を再生し見ることができること等を教えていただきました。

また、防衛白書の内容では、本冊約600ページに及ぶ掲載をパンフレット版によって、懇切丁寧かつ分かりやすい説明により、約1時間の中身の濃いご説明をいいただき、参加者からは、我が国の安全保障・防衛政策及び国際情勢について理解が深まったという声を大勢から頂戴いたしました。

更に、防衛白書は今年で創刊50周年を迎え、1970年(昭和45年)当時の防衛庁長官が国の防衛には何よりも国民の理解と支持、協力が不可欠であるという信念の基に第一号を発刊されたというエピソードもお話しいただきました。

熊谷様、ご多用中のところ貴重な講演を賜り、誠にありがとうございました。

(講師)防衛省 東北防衛局長 熊谷 昌司 様
講師・熊谷様の説明に、参加者の方々は興味深々な様子でした。
質疑応答では、支部長・油川からも質問をさせてきただきました。

今回の定例会におきまして嬉しいお知らせが2件ありました。

まずは、危機管理学会宮城支部の設立当初から参加していただいている学生会員のY.Mさんから、就職活動で受験した陸上自衛隊一般幹部候補生コースの大卒試験及び院卒者試験に合格しました。とご報告をいただきました。

Y.Mさんは来年度入隊され、福岡県にある陸上自衛隊幹部候補生学校に入校されます。

今後のご活躍を祈念しております。

続いて、同じく個人(学術)会員である東北大学農学博士のM.A氏から、当学会の令和2年度表彰状・感謝状贈呈において、「令和2年度学会奨励賞」を受賞しました。とご報告をいただきました。

我が国の安全保障・危機管理に関する研究及び論文発表の功績を称えられての受賞となりました。

受賞の栄誉を心からご祝福いたします。

支部長・油川と、幹部候補生試験に合格した学生会員のY.Mさん(左)
東北大学農学博士M.A氏が受賞された盾と賞状

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