7月次定例会を開催いたしました(2020)

去る7月16日(木)、元東北放送 報道制作局長 佐藤 敏悦 様を講師に迎え、定例会を開催いたしました。

「マスコミはなぜ『提灯もち』から『批判勢力』に転じたか」(初代復興大臣の暴言報道と辞任をめぐる『いきさつ』)と題しまして、報道制作に関わっていたご自身の経験と当時の報道についてお話を賜りました。

講話では、9年前に甚大な被害をもたらし、今も復興の途中である東日本大震災発生当時に初代復興大臣として任命された衆議院議員が、各被災地訪問時にあった発言内容を巡る報道機関のいきさつで、当初は復興大臣の訪問、知事との会談を取り上げるのみだったテレビ各社は問題発言について触れていませんでしたが、取材していた地方放送局では制作局内部で協議などが進められローカルニュース番組で大臣の暴言発言について報道されました。

放送後、インターネットにそのニュースが取り上げられ、動画配信サイトに投稿されると共に拡散され、その後全国区放送のニュース番組でも大臣の発言が報道されることとなり、翌日には各テレビ局や新聞でも報じられた当時のマスコミや世論等についてお話していただきました。

佐藤様、ご多忙の中貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。

(講師)元東北放送 報道制作局長 佐藤敏悦様
支部長・油川も講話に参加させていただきました。
1969年当時の貴重な資料(番組対応表)も披露されました。
当日懇親会の様子。「三密」に注意を払うよう換気を行い、間隔を空けて開催しました。
17時~宮城県支部有志勉強会「7月次サイバーレビュー」の様子

 

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